観光データ分析のダッシュボードと国別訪日客統計グラフ

インバウンドマーケティングの実践的教科書として

最近、社内でもインバウンド向けのWebマーケティングについて学ぶ機会が非常に増えていて、そのたびに教科書みたいに使わせてもらっているのが、私たちの運営するこのサイト「インバウンド観光客ナビ」なんです。特にブログ記事は、多言語SEOやSNS活用、Web広告の運用みたいな具体的な手法が本当に網羅的に解説されていて、私たちのようなまだまだ勉強中の身からすると、非常に助かっています。

単に「こういう手法がありますよ」って並べているだけじゃなくて、「なぜ今これが必要なのか」「どういうお客さんに響くのか」という背景からしっかり書かれているから、一つひとつの施策の意味をちゃんと理解しながら読み進められるのです。まさに、インバウンド集客のノウハウが詰まった、実践的なガイドブックだなっていつも感じています。

これからの施策で絶対に外せない視点:「データに基づいたターゲット設定」

そんな風に色々な記事を読んで知識をインプットしていく中で、個人的に「これからのインバウンド施策で、絶対に外せない視点だな」と強く感じているのが、「データに基づいたターゲット設定」なんです。

もちろん、サイトで紹介されている個々の施策はどれも強力なんですけど、そのパワーを最大限に引き出すには、「どの国・地域からの、どんなことに興味があるお客さんに向けて、その施策を届けるのか?」という最初の設計図が非常に重要なんじゃないかなって。

マクロ視点:JNTO訪日外客数データの活用

例えば、日本政府観光局(JNTO)が毎月発表している訪日外客数のデータを見ると、非常に面白いことがわかります。コロナ禍を経て、どの国からの観光客が力強く回復しているのか、あるいは、これまであまり注目されていなかった国からの旅行者が増えているのか、みたいなトレンドが一目瞭然なんです。

下のグラフは2024年4月の国籍/地域別の訪日外客数ですが、韓国、台湾、中国といった東アジアがやはり強い一方で、アメリカや東南アジア、中東からの伸びも顕著です。

参考データ: 日本政府観光局(JNTO)2024年4月訪日外客数統計

韓国・台湾・中国が上位を占める一方、米国・東南アジア・中東からの訪日も急増中

こういうマクロなデータを見るだけでも、「じゃあ、まずは回復が早い台湾向けに繁体字のリスティング広告を強化しよう」とか、「個人旅行が増えているアメリカの旅行者に向けて、体験型アクティビティを紹介する英語の動画コンテンツを作ろう」とか、施策の優先順位が非常に明確になると思うんです。

ミクロ視点:Google Trendsでリアルタイムな興味関心を探る

もっとミクロな視点で、リアルタイムな興味関心を探るのに便利なのがよく使っている「Google Trends」です。このツールを使えば、特定のキーワードがどの国で、どの時期によく検索されているかがわかるんです。

例えば、これから秋のシーズンに向けて「Japan autumn leaves」と調べてみると、シンガポールやフィリピン、オーストラリアといった国で関心が高まっていることがわかったりします。

さらに面白いのが、「skiing in Japan」とか「onsen ryokan」みたいに、より具体的な「コト消費」に関するキーワードで調べてみること。これによって、「日本の冬のアクティビティに興味があるのはオーストラリア人なんだな」とか、「温泉旅館という文化に興味を持っているのは、欧米からの旅行者が多いのかもしれない」といった仮説が立てられますよね。

データ分析の実践例

これって、自分たちのサービスや商品を、どの国の人に、どんな切り口でアピールすれば響くのか?を考える上で、非常に強力なヒントになると思うんです。

肌感覚や思い込みで「外国人はみんな忍者が好きだろう」と考えるんじゃなくて、データという客観的な事実に基づいて戦略を立てる。このプロセスが、これからのインバウンドマーケティングでは絶対に必要だなという印象ています。

施策は「手段」、その前に「戦略」を

結局のところ、私たちのサイトで紹介しているWebサイト制作や広告運用、インフルエンサーマーケティングといった一つひとつの施策は、あくまで「手段」なんだなと。その手段を最も効果的に使うために、その前段階として「誰に、何を、どのように伝えるか」という戦略を、客観的なデータに基づいてしっかり練り上げること。

戦略立案の3つのステップ

この一手間をかけるかどうかが、インバウンド集客の成否を分ける大きなポイントになるんじゃないかなって、最近ひしひしと感じています。

  1. データ収集: JNTO統計で訪日旅行者の国別トレンドを把握
  2. ニーズ分析: Google Trendsで各国の具体的な興味関心を調査
  3. 戦略策定: ターゲット国・テーマに合わせた施策を優先順位付け

次回のクライアント提案に向けて

サイトのノウハウを活かしつつ、もっといろんなデータを読み解くスキルを身につけて、より精度の高いマーケティングプランを考えられるようになりたいです。

まずは次のクライアントへの提案で、JNTOの統計とGoogle Trendsを使った市場分析から始めてみようと、ひそかに計画中です!

実践的なデータ活用のススメ

データドリブンなアプローチは、単なる理論ではなく、実際のビジネス成果に直結します。施策の精度が上がれば、投資対効果(ROI)も大きく改善するでしょう。

💡 実践のための次のステップ

  • JNTOの月次統計を定期的にチェックする習慣をつける
  • Google Trendsで自社の提供するサービスに関連するキーワードを調査
  • ターゲット国を3つ選定し、それぞれに最適な施策を設計
  • 施策実施後の効果測定とPDCAサイクルの確立

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